
ついに待望のベビー誕生です。
女の子です。体重200g。
予定日を過ぎても一向に陣痛のこないショコラ。
年末年始の休診期間に入る前に先生に相談しておこう・・・と電話をしました。
思いがけない言葉がかえって来ました。
「あぶないね・・・すぐに連れてきたほうがいい」
診察の結果、胎児が動いていないことがわかりました。
死産・・・とういう最悪の場合も考えておくように。
獣医師からそう告げられて震えました。
このままでは母体も危ないと言われて、頭の中はパニックに。
午後の診療が終わった直後に緊急手術。
夜8時過ぎ、母子ともに無事だという報せが来た時は涙が出てしまいました。
いつもと変わらない元気一杯だったショコラ。
何となく思い立って病院に電話を入れたその時が、命のタイムリミットだったようです。
取り出した直後の赤ちゃんは仮死状態。
1日遅れていたらもう助からなかったそうです。
迎えに行った私たちの前で、
麻酔が切れたショコラは振り絞るような声で鳴き続けていました。
本当に辛くて痛い思いをさせてしまいました。
ごめんね・・・本当にごめん。
一晩明けて・・・
ショコラはやっと眠れるようになり、
赤ちゃんは元気にハイハイしています。
自然分娩で無いとき、母犬が子育てを放棄することがあるそうです。
ショコラが子育てをするか、赤ちゃんに障害が残らないか。
心配はつきませんが、今はとにかく安堵しました。
ご心配くださった皆さん、ありがとうございました。